オリジナルレッスン・練習問題・リスニング音声を使って、中学英語の英文法・英単語・英語の発音をやり直し!

1-3-2.アルファベット【アルファベットの組み合わせ ②ou / ow】

読了までの目安時間:約 6分

 

[ ou ]   アウ・ア・ウー など
①「出口」のところでよく見かける “OUT” は「アウト」ですが、別の単語にこのOUがあると反射的に「オウ」と読んでしまいますので注意して下さい。soul(魂)のouは「オウ」と発音しますが非常に稀で、「アウ」の方が圧倒的多数を占めます。
例)house (家) count (カウント) sound (サウンド) など

 

② 「カントリーマアム」(クッキー)のカントリー (=country)にも含まれるouは日本語のあに近い「ア」の音で、cup(カップ)のuと同じです。
例)touch (タッチ) young (ヤング) enough (十分な) など

 

*Unit 1-2の最後にあげたlove, come, someのoはこの「ア」と同じです。

 

③「スープ」も同じouを使ってsoupと書きます。この時のouは「ウー」。「ソープ(石鹸)」と間違えないで下さいネ!
super(スーパー)のuと同じです。
例)group (グループ) coupon (クーポン) you (あなた) など

 

*プールはpoolと書きますが、このooも同じ「ウー」です。

 

[ ow ]   アウ・オウ
owの発音は、一部の例外を除き、ほとんどが「アウ」か「オウ」のどちらかです。

 

① now (今)のowは「アウ」と発音します。“OUT” のouと同じです。
例)how(どんな、どのように) cow (牛) down (下)

 

② now の前にsを付けるとsnow (雪)になり、owの発音も「オウ」に変わります。
soapのoa やMagic eの付いたo(例:home)と同じです。
例)know (知る、知っている) show (見せる、ショー) window (窓)

 

*window やyellow(黄色)のような二音節の単語の場合、アクセントのないowはほとんど「オウ」と発音します。ただし、below(~の下) は例外の1つです。
「オウ」と発音しますがowにアクセントがあります。

 

bedのe やheadのea (エ)ように短い母音を短母音、superのu やpoolのoo (ウー)のように長く伸ばす母音を長母音、rain のai (エイ)のようにカナ2文字で表される母音を二重母音と言います。

 

「母音の部分の発音」と言われても、最初はなかなかわかりづらいと思います。鏡を見たり自分の口の開け方がどうなっているかを思い浮かべたりしながら発音を繰り返してみて下さい。
例えば、次のように同じ発音の母音を含む単語を連続で言うと、口の開け方が同じになっていることに気付くと思います。

 

[エイ] rain, mail, sale

 
[イー] eat, tree, Eve

 
[ エ ] head, sweat, bed

 
[オウ] soap, home, know

 
[アウ] house, now, down

 
[ ア ] cup, young, come

 
[ウー] super, group, pool

 

尚、Magic e のルールに当てはまらないlove や come などの単語があるように、ここで挙げたルールも全ての単語に当てはまるわけではありません。
でも、スペルと発音の関係を知っていると、色々応用しているうちにピン!と来ることも多いはずです。ネイティブの子どもたちも、このようにルールと予備知識の両方を使って読み書きを学んでいます。

 

続いて ③ 子音+子音 です !

 

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