3-3.一般動詞(現在形)【否定文】
一般動詞(現在形)を否定する時は動詞の前にdon’t / doesn’t をつけます。
主語が1人称、2人称、3人称複数ならdon’t (do notの短縮形)、3人称単数ならdoesn’t (does notの短縮形)です。
否定文では、主語の人称も時制もこのdon’t / doesn’tに表れますので、その後に続く動詞は主語の人称にかかわらず原形になります。
特に3単現のsがついた肯定文を否定文に変える問題ではsを取って原形に戻すのを忘れないよう注意しましょう。
肯定文 | 否定文 |
---|---|
I like English. 私は英語が好きです。 |
I don’t like English. 私は英語が好きではありません。 |
Jane speaks English. ジェーンは英語を話します。 |
Jane doesn’t speak Japanese. ジェーンは日本語を話し(せ)ません。 |
do / does は「する」という意味の一般動詞としても使われます。
例えば「宿題をする」はdo (one’s) homework。 *one’s はmy, your など「誰々の」を表します。
「私は放課後(自分の)宿題をする。」なら
I do my homework after school.
主語を「彼」に変えると
He does his homework after school. です。
これらを否定文に変えるとそれぞれ次のようになります。
I don’t do my homework after school.
He doesn’t do his homework after school.
2回もdo(does)を繰り返すと違和感があるかも知れませんが、これはこれで正しい文章です。
次の例ように、強調を表すためにdo/doesが肯定文で使われることもあります。
例)「君は、テニス好きじゃないよね。」「何ですって?!そんなことないわよ。大好きよ。」
“You don’t like tennis, do you?” “What?! Yes, I do like it.”
↑付加疑問文といって「だよね」という感じを表します。高校で習います。
ちなみに、英語と日本語ではyes/noの使い方にギャップがあります。
日本人は「相手に同意するかしないか」で答えるので、「好きじゃないよね」と聞かれて、「はい」と答えると、「好きではない」を意味します。
しかし、英語でYesは肯定の「好きです」という意味になります。
ただし、英語でも日本語と同じように「同意する・しない」で答える場合もあります。
では、次の文章を否定文に変えてみて下さい。
1. She goes to school by bus.
彼女はバス通学しています。
2. Mike has a dog.
マイクは犬を飼っています。
3. We know the singer.
私たちはその歌手を知っています。
答えはコチラ↓
1. She doesn’t go to school by bus.
彼女はバス通学ではありません。
2. Mike doesn’t have a dog.
マイクは犬を飼っていません。
3. We don’t know the singer.
私たちはその歌手を知りません。
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