2-1.be動詞【am / are / is 人称と使い分け】
be動詞(現在形)にはam / are / is の3種類があり、主語の人称や単数・複数によって使い分けます。
人称は次のように1人称、2人称、3人称に分けられます。
1人称 I (私) ・ we (私たち)
2人称 you (あなた・あなたたち)
3人称 he(彼)/ she(彼女) this(これ)/ that(あれ) など
*1人称は話者、2人称は聞き手、それ以外は全て3人称です。
be動詞は、状態・様子・存在などを表す「AはBである」という文章の「である(です)」にあたります。
つまり、A=Bの関係を表すイコールのようなものです。
例えば、「私はユミです。」や「これはいいね~。」は私=ユミ、これ=いい という関係を表していますよね。
この時、Aにあたる「私」や「これ」を主語、それとイコールの関係にあるBの「ユミ」や「いい」を補語といいます。
be動詞は、主語の人称や単数・複数によって次のように使い分けます。
be動詞 | 主語 | 人称/単数・複数 |
---|---|---|
am | I | 1人称 |
are | you(あなた・あなたたち) | 2人称 |
are | we, they (私たち・彼ら)など | 1/3人称 |
is | he(彼)/ she(彼女) this(これ)/ that(あれ)など | 3人称 |
「私=ユミ」を表す時、=(be動詞)は、主語が「私」(1人称)なのでamを使います。
したがって「私はユミです」を英語で言うと “I am Yumi.” になります。
(ふつう短縮してI’m Yumi. と言います。)
でも、主語が3人称単数の「彼女(she)」なら、amの代わりにisを使って、
“She is Yumi.” になります。(短縮形ではShe’s Yumi. )
「これ=いい」を表す=(be動詞)は、主語「これ」が3人称単数なのでis。
したがって「これいいね~。」を英語で言うと“This is good.” になります。
(「これ美味しいね。」という意味でも使われます。)
goodの代わりにnice(ナイス)を使った “This is nice.” も「これいいね。」を表します。
主語を「you(あなた)」に変えるとbe動詞はareになります。
“You are nice.” は、「あなたはいい人ね。」という意味です。
(短縮形:you are=you’re we are=we’re they are=they’re)
「私はユミです。」や「あなたはいい人ね。」のような文章を文法上「肯定文」言い、
これを否定した、「私はユミではありません。」のような文章を「否定文」、
そして、「あなたはユミさんですか。」と尋ねる文章を「疑問文」と言います。
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