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3-1.一般動詞(現在形)【3単現のs】

読了までの目安時間:約 5分

 

be動詞が「AはBである」という状態や様子、存在を表すのに対し、一般動詞は主に「立つ」「すわる」などの動作を表します。
特に現在形は習慣的な動作や事実を表すのに使われます。
例えば、「私は毎朝散歩をする。」や「父は銀行で働いている。」などです。
ただし、一般動詞にも「状態」を表すものがあり、例えば、「私は目が悪い。」や「私には弟が2人いる。」(後に例文があります)などはbe動詞ではなく、一般動詞の現在形(この場合have)で表します。

 

一般動詞の現在形は主語が1人称、2人称、又は3人称複数の場合は原形ですが、3人称単数の場合は語尾にs(es)をつけます。これを3単現のSと呼びます。
中学校のテストでは、このs(es)の付け忘れによる減点が非常に多いので、3人称単数の主語には十分注意しましょう。

 

語尾にs(es)をつけるといっても、ただ単にsをつけるだけの動詞もあれば、esをつけるもの、あるいはyをiに変えてesをつけるものもあります。
また、s(es)の部分の発音も「z(ズ)」「s(ス)」「i:z(イーズ)」など様々です。
いくつか例をあげておきますので参考にして下さい。

 

1】sをつけて「z(ズ)」と発音する動詞
*play ⇒ plays live ⇒ lives run ⇒ runs

 
run, runs (リスニング用音声)

 

 
2】sをつけて「s(ス)」と発音する動詞 (kやpの音で終わる単語)
make ⇒ makes look ⇒ looks   jump ⇒ jumps
 

jump, jumps(リスニング用音声)

 

3】sをつけて(語尾のtと合わせて)「ts(ツ)」と発音する動詞
get ⇒ gets meet ⇒ meets wait ⇒ waits

 
wait, waits(リスニング用音声)

 

4】esをつけて「z(ズ)」と発音する動詞 (oで終わる単語)
go ⇒ goes do ⇒ does

 
do, does(リスニング用音声)

 

5】esをつけて「i:z(イーズ)」と発音する動詞   (chやs/shの音で終わる単語)
catch ⇒ catches pass ⇒ passes wish ⇒ wishes

 
wish, wishes(リスニング用音声)

 

6】yをiに変えてesをつけ「i:z(イーズ)」と発音する動詞
*study ⇒ studies fly ⇒ flies try ⇒ tries

 
try, tries(リスニング用音声)

 

*語尾が母音+yならsをつけるだけですが、子音+yならyをiに変えてesをつけます。

 

また、基本的に「持っている」を意味するhaveに限っては、主語が3人称単数の場合hasを使います。

例)I have two brothers.    私には兄弟が2人いる。
He has two brothers.  彼には兄弟が2人いる。

 

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