6-1.代名詞【人称代名詞】
人称代名詞とは、すでにおなじみのI, you, he, sheなど名前を使わずに人を指すものですが、日本語とは違って主格「誰々が(は)」、所有格「誰々の○○」、目的格「誰々を(に・へ)」の3種類を使い分けなければなりません。
それぞれの変化は①の表の通りです。
★ it はほとんどいつも「それ」と訳されますが、男女の区別をしない場合など、人を指す時にも使われます。
① 人称代名詞 主格・所有格・目的格
単数 | 複数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
主格 | 所有格 | 目的格 | 主格 | 所有格 | 目的格 | |
1人称 | I | my | me | we | our | us |
2人称 | you | your | you | you | your | you |
3人称 | he | his | him | they | their | them |
she | her | her | ||||
it | its | it |
掛け算の九九のように何度も唱えながら覚えましょう。ABCを覚える時もそうですが、後半になればなるほど曖昧になる傾向があります。our, us, their, them の間違いが多いので、これらは特に何度も繰り返し唱えて下さい。
② 所有代名詞
「誰々の○○」と言う代わりに「誰々のもの」という意味を表す所有代名詞は、下の表のように、所有格にsをつけた形が多くなっています。(itの所有代名詞はありません。)
所有格 | 所有代名詞 | 意味 |
---|---|---|
my | mine | 私の/私のもの |
your | yours | あなたの/あなたたちのもの |
his | his | 彼の/彼のもの |
her | hers | 彼女の/彼女のもの |
our | ours | 私たちの/私たちのもの |
their | theirs | 彼(女)らの/彼(女)らのもの |
次のような対話で、名詞(book)の繰り返しを避けるために使われます。
“Is this your book?” “Yes, it’s mine.” mine=my book
「これはあなたの本ですか。」 「はい、私のものです。」
③ 再帰代名詞
「セルフサービス」でおなじみの「自分自身」を意味する ‘ self ’ を所有格や目的格の語尾につけたものを再帰代名詞といいます。
複数の場合は‘selves’ をつけます。 → 《Unit 4》-1名詞の複数形の作り方を思い出して下さい。
単数 | 複数 |
---|---|
私自身 myself あなた自身 yourself 彼自身 himself 彼女自身 herself それ自身(自体) itself |
私たち自身 ourselves あなたたち自身 yourselves 彼(女)ら自身(又はそれら自体) themselves |
She doesn’t like herself. 彼女は自分自身のことが好きじゃない。
I sometimes make lunch myself. 私は時々自分(自身)で昼食を作ります。
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